2025 SUPER FORMULA 第1/2戦 レースレポート

  カーナンバー 第1戦 第2戦
予選 1 9位 4位
37 11位
決勝 1 4位 2位
37 11位 16位
開催
サーキット
鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)
日時 3月7日(金)〜3月9日(日)
来場者 32,500人(sat 14,500人/sun 18,000人)
天候 曇り・晴れ
気温 Rd.1予選:8℃・Rd.1決勝:13℃・Rd.2予選:11℃・Rd.2決勝:15℃
路面温度 Rd.1予選:11℃・Rd.1決勝:21℃・Rd.2予選:18℃・Rd.2決勝:38℃

予選:レース内容

2025年の2レース開催時は金曜日に60分のフリー走行を2回実施し、土曜日にRound1の予選と決勝、日曜日にRound2の予選と決勝が行われる。坪井は、Round1のQ1Bグループで5番手通過を果たし、続くQ2でもミスのないアタックを決めて9番手に入るが、ライバルとの差を埋めることができず悔しさを滲ませていた。
一方のフェネストラズはQ1Aグループに出走。十分にタイヤを温めてタイムアタックに臨んだが、2コーナーでスピンを喫しタイムを上げることができず。総合22番グリッドとなり、最後尾から追い上げを目指す。

決勝:レース内容

序盤からアクシデントが続出しセーフティカーが3度導入されたRound1。タイヤ交換義務の消化が可能となる10周目の直前にセーフティカーが入ったことで、全車が同じ周回にピットインする異例の展開となった。TOM’Sの2台はそれを味方につけ、坪井は一時3番手に浮上。最終的に4位でチェッカーフラッグを受け、5つポジションを上げる活躍を見せた。
フェネストラズも最後尾から順位を上げていき11位でフィニッシュ。「少し攻めすぎたことで終盤はタイヤが苦しくなった」と課題が残る部分もあったが、翌日に繋げる内容となった。

DriverCar No.Rd.1 Q1Rd.1 Q2Rd.1 決勝
坪井 翔1P5(B Gr)/1’37.690P9/1’37.413P4/1’39.478
サッシャ・フェネストラズ37-(A Gr)/1’55.695P11/1’39.937

予選:ドライバー・監督コメント

坪井 翔

1号車ドライバー

今週の状況を考えると、
2位はこれ以上ない結果。

第1戦では展開に助けられて4位になることができましたし、第2戦ではある程度セオリー通りの戦略を選んでレースができました。今週は表彰台が狙えるというような状況では全くなかったので「ここはかなり厳しい2レースになるだろう」と予想していました。
正直よく耐えたなという感じです。ライバルに圧倒されているところがありますが、このままでは終われないし、王者として恥ずかしい走りはできません。しっかりと食らいついて1戦1戦を大事にしっかり頑張っていきたいと思います。

サッシャ・フェネストラズ

37号車ドライバー

日曜日にうまく前進できたが、
改善点や課題はまだたくさんある。

1レース目は金曜日からのデータをうまく活かせないトラブルがあって苦労しました。決勝では順位を挽回できましたが、少し攻めすぎた部分もあったのかタイヤに負担をかける走りになって、終盤は厳しい展開になりました。それに対して2レース目は進歩できたと思います。ただ、決勝に関しては5周目にピットインした戦略が良い方向に働きませんでした。いずれにしても次回のもてぎに向けて改善しなければいけないところはたくさんありますし、坪井選手のセットアップにもトライしていきたいです。

舘 信秀

監督

今年は坪井がカーナンバー1をつけ、新たにサッシャがチームに加わりました。
坪井は第1戦では予選でスピードが足りなくて9番手になりましたが、そこから4位まで挽回してくれましたし、第2戦に関しては言うことはありません。手強いライバルがいるなかでよくやったと思いますし、王者の貫禄を見せてくれました。
サッシャに関してはこれからだと思っていて、焦ることなく上位に近づいていってほしいと思います。今年は2台揃って上位でレースをしてくれることを期待しております。

予選:レース内容

それぞれに前日のデータをもとにマシンのセットアップや戦略を見直して臨んだRound2。朝から雲ひとつない青空が広がり、気温・路面温度ともに上昇する1日となった。
坪井はQ1Aグループで4番手タイムを記録すると、Q2では前日以上の躍進をみせトップから0.350秒差の4番グリッドを獲得した。フェネストラズも前日から大幅な改善をみせ、Q1Bグループを6番手で通過すると、Q2では11番手タイムを記録。前日よりも好ポジションを手にしたことで、決勝でのポイント獲得の期待も高まった。

決勝:レース内容

この2レース目では、タイヤ交換義務を消化する周回数制限がなくなり、1周目からピットインが可能な新フォーマットが導入された。4番手スタートの坪井は昨年同様に後半までコースに留まる作戦を選択。20周目にピットインして3番手で復帰しフィニッシュしたが、前を走る1台が5秒加算のペナルティで後退したため、最終結果は2位。今季初表彰台となった。
フェネストラズは5周目にピットインする作戦で上位を目指したが、終盤にかけてペースが伸び悩み、16位でゴール。それでも、次戦につながる貴重なデータを持ち帰った。

DriverCar No.Rd.2 Q1Rd.2 Q2Rd.2 決勝
坪井 翔1P4(A Gr)/1’37.367P4/1’36.410P2/1’39.191
サッシャ・フェネストラズ37P6(B Gr)/1’37.492P11/1’37.345P16/1’39.896

決勝:ドライバー・監督コメント

坪井 翔

1号車ドライバー

今週の状況を考えると、
2位はこれ以上ない結果。

第1戦では展開に助けられて4位になることができましたし、第2戦ではある程度セオリー通りの戦略を選んでレースができました。今週は表彰台が狙えるというような状況では全くなかったので「ここはかなり厳しい2レースになるだろう」と予想していました。
正直よく耐えたなという感じです。ライバルに圧倒されているところがありますが、このままでは終われないし、王者として恥ずかしい走りはできません。しっかりと食らいついて1戦1戦を大事にしっかり頑張っていきたいと思います。

サッシャ・フェネストラズ

37号車ドライバー

日曜日にうまく前進できたが、
改善点や課題はまだたくさんある。

1レース目は金曜日からのデータをうまく活かせないトラブルがあって苦労しました。決勝では順位を挽回できましたが、少し攻めすぎた部分もあったのかタイヤに負担をかける走りになって、終盤は厳しい展開になりました。それに対して2レース目は進歩できたと思います。ただ、決勝に関しては5周目にピットインした戦略が良い方向に働きませんでした。いずれにしても次回のもてぎに向けて改善しなければいけないところはたくさんありますし、坪井選手のセットアップにもトライしていきたいです。

舘 信秀

監督

今年は坪井がカーナンバー1をつけ、新たにサッシャがチームに加わりました。
坪井は第1戦では予選でスピードが足りなくて9番手になりましたが、そこから4位まで挽回してくれましたし、第2戦に関しては言うことはありません。手強いライバルがいるなかでよくやったと思いますし、王者の貫禄を見せてくれました。
サッシャに関してはこれからだと思っていて、焦ることなく上位に近づいていってほしいと思います。今年は2台揃って上位でレースをしてくれることを期待しております。

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