2023 SUPER FORMULA LIGHTS #1 #37 第4/5/6戦 レースレポート
カーナンバー | 第4戦 | 第5戦 | 第6戦 | |
予選 | 1 | 1位 | 1位 | 1位 |
37 | 7位 | 6位 | 5位 | |
決勝 | 1 | 1位 | 1位 | 12位 |
37 | 5位 | 4位 | 2位 |
開催 サーキット |
スポーツランドSUGO(宮城県村田町) |
日時 | 6月17日(土)・18日(日) |
来場者 | 13,000人(土曜5,000人/日曜8,000人) |
天候 | 晴れ・晴れ |
気温 | Rd.4:31℃・Rd.5:28℃・Rd.6:31℃ |
路面温度 | Rd.4:46℃・Rd.5:36℃・Rd.6:48℃ |
予選:レース内容
平良がダブルポールポジションを獲得!
古谷と野中は、思うようにタイムを伸ばせず。
今大会も直前の練習走行で天候が芳しくなく、ドライコンディションで走れたのは木曜日の1セッションのみという状況。予選とRound4の決勝が行われた土曜は、朝から強い日差しが照りつけ、今回もほぼぶっつけ本番で予選に臨んだ。
ここで速さを見せたのが平良。予選1回目から好調な走りで、1分14秒680のトップタイムを記録。見事、自身初のポールポジションを手にした。続く予選2回目では、1度目のアタックでライバルの先行を許すも、次の周回もタイム更新にチャレンジし、1分14秒418で逆転トップ。2戦連続ポールポジションを獲得した。
今回も初経験となるコースで、ドライコンディションでの練習が十分に出来なかったトゥルーリだが、予選1回目を6番手、予選2回目では7番手につけた。
古谷はマシンのセッティングに課題が残っており、思うようにタイムを伸ばせず予選1回目で8番手、2回目は9番手に終わった。野中も同様にタイムが伸び悩み、9番手と8番手で予選セッションを終えた。
Driver | Car No. | Qualifying for Rd.4 | Qualifying for Rd.5 | Qualifying for Rd.6 |
平良 響 | 1 | P1/1’14.680 | P1/1’14.418 | グリッドは第4戦の 決勝レース結果 |
エンツォ・トゥルーリ | 37 | P7/1’15.591 | P6/1’14.943 | グリッドは第4戦の 決勝レース結果 |
予選:ドライバー・チーム監督コメント
平良 響
1号車ドライバー
予選2回目は最後踏ん張って、
逆転ポールを獲れました。
予選はどちらのセッションも1位を獲ることができました。練習走行から調子は悪くなかったので、このまま行けば上手くいく自信はありました。僕にとって初ポールポジションですし、決勝に向けて良い滑り出しになったと思います。
エンツォ・トゥルーリ
37号車ドライバー
トラフィックの影響もあり、
難しい予選でした。
オートポリス大会と同様に、練習走行の2日間は天候が安定しませんでした。予選に向けてベストなコンディションで練習できなかったことが影響しました。今は少しでも改善するために、一生懸命取り組んでいこうと思います。
山田 淳
チーム監督
平良選手のダブルポールは、
本当に良かったです。
平良選手のダブルポールはお見事でした。うまくクルマもドライビングも合わせてくれたと思います。彼にとって初ポールなので、本当に良かったです。野中選手と古谷選手は、持ち込みのセッティングがあまり良くなかった。トゥルーリ選手は、コースの慣れがもう少し必要なのかなと思います。
決勝:レース内容
平良、トラブルで3連勝は逃すも2つの勝ち星をあげる。
Rd.6ではトゥルーリが嬉しい初表彰台を獲得。
17日(土)に行われたRound4決勝(26周)は、ポールポジションスタートの平良が後続を寄せ付けない走りで、今シーズン初勝利を飾った。トゥルーリが5位、野中も6位に入り、ポイントを獲得。古谷は1周目のヘアピンコーナーで他車と接触しリタイアとなった。
18日(日)朝のRound5(19周)でも、ポールポジションの平良が最後までトップを守り続け2連勝を飾った。トゥルーリはスタートで2つ順位を上げ、4位でチェッカーを受けた。野中は後半に順位を落とし9位。古谷はエンジン交換を行ったため、5グリッド降格ペナルティで最後尾からスタート。8位でレースを終えた。
Round6(19周)も平良が序盤からリードしたが、残り3周でトラブルが発生しスロー走行を余儀なくされた。これによりトゥルーリが2番手に浮上したが、そのポジションを奪おうと野中が残り2周の1コーナーで勝負に出てスピン。そのまま走り切ったトゥルーリが2位で初表彰台。野中は4位、古谷は7位、平良は12位でレースを終えた。
Driver | Car No. | Rd.4 / Fastest Lap | Rd.5 / Fastest Lap | Rd.6 / Fastest Lap |
平良 響 | 1 | P1/1’15.511 (Fastest Lap) | P1/1’15.774 | P12/1’16.761 |
エンツォ・トゥルーリ | 37 | P5/1’15.977 | P4/1’16.641 | P2/1’16.795 |
決勝:ドライバー・エンジニアコメント
平良 響
1号車ドライバー
今回は何が良かったのかを、
しっかり振り返りたい。
1レース目はスタートから状況に応じて落ち着いてレースができましたし、2レース目もライバルに迫られましたが、ミスしないことを心がけて勝つことができました。3レース目のトラブルは仕方がないです。そこは切り替えて、今回何が良かったのかを分析して、次の鈴鹿に臨みたいです。
エンツォ・トゥルーリ
37号車ドライバー
初表彰台は嬉しいけど、
もっと上の順位に行きたい。
予選では苦戦したけど、決勝では少しずつ改善することができていました。ドライビング面でもレースごとにステップを踏んでいけたのが良く、3レース目は特に良かったです。これに満足せず、もっと改善していきたいと思いますし、それが出来ると信じています。
山田 淳
チーム監督
3連勝して終わりたかったですが、
また次の鈴鹿で頑張ります。
平良選手は3連勝まで残り数周でしたが、シフトチェンジができないトラブルが発生しました。トゥルーリ選手はレースごとに良くなっているので、これを継続していきたいですね。野中選手も最後は惜しかったですが、クルマの問題も解決できたみたいで今後に期待です。古谷選手はクラッシュやエンジン交換があり、流れに乗れませんでした。