2023 SUPER FORMULA LIGHTS #1 #37 第13/14/15戦 レースレポート
カーナンバー | 第13戦 | 第14戦 | 第15戦 | |
予選 | 1 | 11位 | 5位 | 5位 |
37 | 6位 | 7位 | 7位 | |
決勝 | 1 | 5位 | 4位 | 4位 |
37 | 7位 | -位 | 5位 |
開催 サーキット |
岡山国際サーキット(岡山県美作市) |
日時 | 9月9日(土)・10日(日) |
来場者 | 発表なし |
天候 | 晴れ・晴れ時々曇り |
気温 | Rd.13:32℃・Rd.14:25℃・Rd.15:31℃ |
路面温度 | Rd.13:43℃・Rd.14:31℃・Rd.15:43℃ |
予選:レース内容
野中がRound13で3番グリッドを獲得。
平良、古谷、トゥルーリは満足なアタックができず。
7月の富士大会から約2ヶ月のインターバルを挟んで開催された今大会は、水曜日から走行セッションが設けられた。今シーズンは練習走行で雨に見舞われることが多かったが、今回は3日間とも晴天に恵まれ、各ドライバーともしっかりと走り込んで土曜日の予選セッションに臨んだ。
土曜日の10時30分から行われた予選1回目では、野中が好アタックを披露。1分24秒165で3番グリッドを獲得した。その一方で現在ランキング首位につける平良は、1コーナーでコースオフを喫し、走路外走行により該当ラップタイムが削除されたため、最後尾からの追い上げを目指す。平良の後方を走行していた古谷も影響を受ける形となり、7番手と不本意な結果に。今回が岡山国際サーキット初経験となるトゥルーリは6番手となった。
予選2回目も野中が好調な走りをみせて1分23秒746を記録。トップと0.097秒差の4番手につけた。平良は1回目のミスを取り返すべくコースを攻めるも1分24秒を切ることができず5番手。古谷が6番手、トゥルーリが7番手に続く結果となった。
Driver | Car No. | Qualifying for Rd.13 | Qualifying for Rd.14 | Qualifying for Rd.15 |
平良 響 | 1 | P11/1’36.980 | P5/1’24.046 | グリッドは第13戦の決勝レース結果 |
エンツォ・トゥルーリ | 37 | P6/1’24.685 | P7/1’24.820 | グリッドは第13戦の決勝レース結果 |
予選:ドライバー・チーム監督コメント
平良 響
1号車ドライバー
決勝はチャンスをものにして、
精一杯追い上げていきたいです。
金曜日までとは風向きが変わっていて微調整が必要な予選でした。1回目のアタック時に1コーナーで飛び出してしまいました。次の周でやり直そうとしたら時間が足りず、ちゃんとタイムが出せないまま終わりました。予選2回目に向けてクルマのアジャストができず、ここでもタイムを縮められませんでした。
エンツォ・トゥルーリ
37号車ドライバー
コンディションが変わって、
上手く走れなかったです。
今回は3日間走り込むことができたけど、予選日になって風向きが変わってコンディションが大きく変わりました。良いタイムを出そうと試行錯誤しましたが、上手くいきませんでした。追い抜きが難しいコースで挽回するのは簡単ではないと思いますが、ベストを尽くします。
山田 淳
チーム監督
全体的に上手くいかない予選でした。
今週は野中選手の調子が良いです。ここ最近の彼からすると良いポジションなので、3レース全てで表彰台に乗れればと思っています。平良選手に関しては1コーナーでのミスが引き金となり、リズムを崩してしまいました。チャンピオン争いを考えると1ポイントでも多く獲りたいです。
決勝:レース内容
Round13で野中が3位表彰台を獲得。
平良はランキング首位を維持し最終大会へ。
9日(土)に行われたRound13決勝(25周)は、3番グリッドの野中が最後までポジションを守り、今季4度目となる3位表彰台。平良は最後尾から1周目に4つ順位を上げると、中盤にも2台抜いて5位入賞を果たした。6番手スタートのトゥルーリは入賞を目指してポジションを維持するも、終盤のバトル中に相手をコースアウトさせたとしてペナルティを受け7位。古谷は6位で1ポイントを獲得した。
10日(日)のRound14(18周)では、平良が最終周にファステストラップを記録して貴重な1ポイントを獲得し4位でフィニッシュ。野中が5位、古谷が6位で続いた。トゥルーリは1周目に他車との接触でスポンジバリアにクラッシュしリタイアとなった。
Round15(18周)は、5番手から1つポジションを上げた平良が4位入賞。ランキング首位を死守して最終大会に臨む。クラッシュからマシンを修復したトゥルーリが5位に続いた。古谷はポイント圏内に一歩届かず7位。野中は4番手を走行するも終盤にスピンを喫し戦線離脱となった。
Driver | Car No. | Rd.13 / Fastest Lap | Rd.14 / Fastest Lap | Rd.15 / Fastest Lap |
平良 響 | 1 | P5/1’26.144 | P4/1’24.531 (Fastest Lap) | P4/1’25.924 |
エンツォ・トゥルーリ | 37 | P7/1’26.295 | – | P5/1’25.950 |
決勝:ドライバー・エンジニアコメント
平良 響
1号車ドライバー
自分のスピードや好スタートなど、
細かな要因が良い方向に重なりました。
予選結果を考えると、不幸中の幸いだったと思います。特に2レース目でファステストラップを獲れたのは作戦通りという感じでした。とにかく1点でも多く獲らないといけない状況で、少ないチャンスを決められたのは自信につながりました。
エンツォ・トゥルーリ
37号車ドライバー
予選日から状況が一変し、
難しい週末になりました。
全体的に難しい週末となりました。練習走行までは手応えを感じていましたが、予選日でコンディションが変わったことで一気に難しい状況になりました。ランキング3番手を獲得することが厳しくなりましたが、最終大会のもてぎで好成績を残せるように、しっかり準備します。
山田 淳
チーム監督
今週末の結果をしっかりと受け止めて、
次戦に向けて対策をしたいと思います。
金曜の練習走行では調子が良さそうな手応えがありましたが、3レース終わってみると決してそんなことはありませんでした。4台ともスピードが足りていなかったというのが正直なところです。この結果をしっかりと受け止めて、次戦に向けて対策をしたいと思います。