2024 SUPER FORMULA LIGHTS #35 #38 第7/8/9戦 レースレポート

決勝：レース内容

雨のRound8で中村が初優勝。
Round9では野中が今季3勝目を飾る。

　22日（土）の15時35分から26周で争われたRound7決勝（26周）では、4番グリッドの中村が好スタートを決めて3番手に上がると、後半に1台を抜いて2位に入る活躍を見せた。8番グリッドの野中もポジションを上げていき4位でゴールした。古谷が5位で続き、小林はスタートで順位を落としたことが響き、7位でレースを終えた。
　雨模様となった23日（日）午前9時から行われたRound8は、安全を考慮してセーフティカー先導で始まった。6周目に解除されると、2番手につける中村は、直後の3コーナーでライバルを抜いてトップに浮上。そのまま後続を引き離して見事初優勝を飾った。5番手スタートの小林は、1つ順位を上げて4番手でレースを終えるも、他車のタイム加算ペナルティにより3位に繰り上がった。古谷は6位、野中は7位となった。
　12時35分からのRound9は4番グリッドの野中が好ダッシュを決めてトップに浮上。レースをリードしていくが霧による視界不良でセーフティカーが導入され、そのまま終了。野中が今季3勝目を飾った。中村は3位、小林が5位、古谷が6位となった。

決勝：ドライバー・エンジニアコメント

中村 仁

35号車ドライバー

速さを維持できていたので、
そこは自信になりました。

2レース目は運が味方したところもありましたが、最後までしっかりと逃げ切って勝てたことは良かったです。Round9も勝って週末を締めくくりたかったところでしたが、スタートがうまくいかず、悔しい結果になりました。

小林 利徠斗

38号車ドライバー

色々あった週末でしたが、
最後は上手くいって良かったです。

スタートで挽回したい気持ちがありましたが、1レース目では位置どりをミスしてポジションを落とす形になりました。日曜日は雨となりましたが、特に3レース目ではスタートや接近戦がうまくできたと思います。

山田 淳

チーム監督

中村と小林は勢いを継続してもらい、
野中と古谷は今回を糧に次戦に期待したいです。

今大会では中村が速さをみせていて初優勝も飾りました。勢いがあるので、今後が楽しみな逸材です。小林も良いところをたくさん持っているので、中村に負けないように頑張ってほしいです。野中は今回の反省点を次回に活かしてもらいたいです。