2024 SUPER FORMULA LIGHTS #37 第10/11/12戦 レースレポート
カーナンバー | 第10戦 | 第11戦 | 第12戦 | |
予選 | 37 | 5位 | 7位 | 3位 |
決勝 | 3位 | 7位 | 4位 |
開催 サーキット |
富士スピードウェイ(静岡県小山町) |
日時 | 7月20日(土)・21日(日) |
来場者 | 49,200人(sat 18,100人+sun 31,100人) |
天候 | 晴れ・晴れ |
気温 | Rd.10:27℃・Rd.11:30℃・Rd.12:30℃ |
路面温度 | Rd.10:30℃・Rd.11:44℃・Rd.12:41℃ |
予選:レース内容
予選1回目で中村が
初ポールポジションを獲得。
2回目では小林がトップを奪う。
今大会は木曜日から練習走行が始まり、金曜日の午後に予選が行われるスケジュールとなった。TOM’Sの4台は初日から精力的に周回を重ね、週末に向けた準備を進めた。なかでも小林が初日から好タイムを記録し、予選前の最終セッションでは中村がトップ、2番手に小林がつけた。
15時50分から始まった予選1回目では、中村が1分33秒030を記録し初ポールポジションを獲得。小林が0.173秒差で2番手に続いた。野中はアタック中のミスが響き6番手。古谷は5番手でセッションを終えた。
続く予選2回目では、小林が1分33秒055でポールポジションを獲得。野中は1回目でうまく行かなかった部分を挽回し2番グリッドを確保した。中村は連続でポールポジションとはならなかったものの3番グリッドを手にし、TOM’Sチームがトップ3を独占した。古谷も懸命にタイム更新を狙ったが、トップから0.4秒差の7番手となった。
Driver | Car No. | Qualifying for Rd.10 | Qualifying for Rd.11 | Qualifying for Rd.12 |
古谷 悠河 | 37 | P5/1’33.406 | P7/1’33.496 | グリッドは第10戦の決勝レース結果 |
予選:ドライバー・チーム監督
古谷 悠河
37号車ドライバー
予選で結果を残せませんでしたが、
ペースは決して悪くないです。
練習走行の段階では比較的良さそうな印象でしたけど、予選になったら上位に食い込めませんでした。1回目は前を走る選手がコースオフしていて、その影響がありました。2回目はアンダーステアが強く出てタイムが上がりませんでした。
山田 淳
チーム監督
中村の成長スピードが
著しいと感じています。
初日の走行から中村と小林が元気よく走っていて、その通りの結果になったと思います。野中は両方の予選ともに失敗が目立つ印象でした。そこは克服してもらいたいです。古谷も良いところはたくさんありますが、大事なところで結果に結びつかないので、負のスパイラルから何とか抜け出してもらいたいです。
決勝:レース内容
古谷がRound10で今季初の3位表彰台。
Round11では小林が初優勝を飾る。
野中も後方グリッドから追い上げを見せる。
20日(土)8時20分から始まったRound10(15周)は中村、小林がスタートで出遅れて後退。一方、5番手スタートの古谷が3番手に浮上。前のライバルとの差を縮めていく走りを披露。2番手浮上は叶わなかったが、3位に入って今季初表彰台となった。中村は5位、小林は6位でフィニッシュ。野中はポイント圏外の7位でレースを終えた。
その日の夕方に行われたRound11(21周)では、スタートで小林がトップを守った一方で野中が出遅れ、中村が2番手に浮上した。後続でバトルが続くなか、トップの2台はリードを広げていき、小林がシリーズ初優勝を記録。中村が2位に入りワンツーフィニッシュを達成した。野中は追い上げて4位、古谷は7位に終わった。
21日(日)のRound12(15周)では、7番手スタートの野中が前のマシンを次々と追い抜いていき、残り2周で表彰台圏内に浮上。今大会ベストとなる3位を獲得した。一方3番手スタートの古谷はペースに苦しみ4位フィニッシュ。小林は5位でレースを終え、中村は1周目の接触によるスピンが響き7位となった。
Driver | Car No. | Rd.10 / Fastest Lap | Rd.11 / Fastest Lap | Rd.12 / Fastest Lap |
古谷 悠河 | 37 | P3/1’34.339 | P7/1’35.541 | P4/1’34.658 |
決勝:ドライバー・チーム監督
古谷 悠河
37号車ドライバー
嬉しさも悔しさもある
レースウィークでした。
今年は苦しいレースが続いていたので、1レース目で表彰台に乗れたことについてはホッとしています。ただ、その後の2レースは苦しい展開になったので、ひとつ結果を出せたことは良かったですけど、トータルで見ると悔しさがあります。
山田 淳
チーム監督
タイトル争いでは中村と小林も
チャンスがあると思っています。
古谷選手は久しぶりの表彰台で流れが来たかと思いましたが、全体的にみると課題が残った印象です。2レース目は小林と中村が頑張ってくれて、これからが楽しみです。野中は3レース目の追い上げは素晴らしかったですが、練習の段階からしっかり速さを見せてほしいですね。