2024 SUPER FORMULA LIGHTS #35 #38 第16/17/18戦 レースレポート

  カーナンバー 第16戦 第17戦 第18戦
予選 35 3位 1位 4位
38 5位 4位 3位
決勝 35 4位 2位 3位
38 3位 1位 4位
開催
サーキット
鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)
日時 11月9日(土)・10日(日)
来場者 35,000人(sat 16,000人+sun 19,000人)
天候 晴れ・曇り
気温 Rd.16:20℃・Rd.17:15℃・Rd.18:18℃
路面温度 Rd.16:33℃・Rd.17:16℃・Rd.18:21℃

予選:レース内容

予選1回目で野中が参戦4年目にして、
初ポールポジションを獲得。
2回目は僅差で、中村がトップに立った。

 前回の岡山大会ではライバルの先行を許す結果となったが、この鈴鹿大会では練習走行から各車とも手応えを掴み、予選でも力強い走りをみせた。なかでもライバルを上回る快走を見せたのがランキング2番手につける野中。予選1回目では1分51秒305でトップに立ち、参戦4年目で初ポールポジションを獲得した。続く2回目は僅差で3番手に終わるが、決勝レースに向けて好位置を手にした。
 その予選2回目でポールポジションを奪ったのが中村。1回目はトップに対して0.336秒差の3番手という悔しい結果となったが、2回目に向けて上手く合わせ込み今季2度目の予選トップとなった。
 古谷は1回目で1分51秒309を記録して2番手につけたが、走路外走行があったとして該当タイムが採用されず12位となり、2回目で挽回するも6番手で終えた。小林は1回目が5番手、2回目で4番手につけ、決勝レースでの追い上げを目指す展開となった。

DriverCar No.Qualifying for Rd.16Qualifying for Rd.17Qualifying for Rd.18
中村 仁35P3/1’51.613P1/1’51.009グリッドは第16戦の決勝レース結果
小林 利徠斗38P5/1’51.642P4/1’51.094グリッドは第16戦の決勝レース結果

予選:ドライバー・チーム監督コメント

中村 仁

35号車ドライバー

攻めるレース展開に
持ち込みたいです。

予選1回目ではトップから0.3秒離れた結果となり、2回目に向けてセットアップを変更しました。それが良い方向に行き、ポールポジションを獲得することができました。スタートが大事になってくると思うので、しっかり決めたいと思います。

小林 利徠斗

38号車ドライバー

表彰台が狙える位置。
しっかり順位を上げたい。

前日の練習走行でトップから1秒以上離されていたので厳しいかなと思っていました。予選はトップではなかったですが、匹敵するくらいのポテンシャルがあることが分かったので、決勝に向けて嬉しい要素だと思います。

山田 淳

チーム監督

練習走行から良い流れを
維持できていると思います。

予選1回目で野中選手、2回目で中村選手がポールポジションを獲得してくれたので、チームとしては良い結果になったと思います。古谷選手が1回目で2番手タイムを記録したのですが、走路外走行になったのは本当にもったいなかったです。

決勝:レース内容

野中がライバルを圧倒し、Round10・12で優勝。
小林がRound11を制し、
TOM’Sがトップ4独占。

 9日(土)に行われたRound16(17周)では、ポールポジションの野中が序盤から順調な走りでトップを維持。終盤になってライバルに詰め寄られるが、順位をしっかり守って優勝を飾った。また、5番手スタートの小林が3位表彰台に上がり、中村が4位、最後尾スタートの古谷は7位まで挽回した。
 10日(日)朝のRound17(12周)では、3番グリッドの野中がトップに浮上したがスタート手順違反があったとして10秒加算のペナルティを受けることに。2番手につけていた小林が繰り上がって優勝、2位に中村、3位に古谷が続いた。野中は最終的に4位となり、TOM’Sがトップ4を独占した。
 Round18(12周)は前日のRound16結果順でグリッドに整列し、先頭からスタートした野中が後続を寄せ付けない走りを披露し今季5勝目を記録。合計76ポイントに伸ばし、ランキング首位のライバルに対して9ポイント差に迫った。またスタートで小林を逆転した中村が3位表彰台を獲得し、小林が4位、古谷は6位でフィニッシュした。

DriverCar No.Rd.16 / Fastest LapRd.17 / Fastest LapRd.18 / Fastest Lap
中村 仁35P4/1’53.552P2/1’54.222P3/1’54.025
小林 利徠斗38P3/1’53.830P1/1’54.292P4/1’54.115

決勝:ドライバー・エンジニアコメント

中村 仁

35号車ドライバー

改善点がたくさんあると
感じた大会でした。

1レース目と2レース目はスタートが良くなくて悔しい結果になりましたが、3レース目で改善できて良いスタートが切れました。ただ決勝ペースは課題が残ったので、次戦に向けてしっかりと見直さなければいけないと思っています。

小林 利徠斗

38号車ドライバー

次のもてぎ大会に向けて
もっと精度を上げていきたい。

2レース目はリザルトで見れば優勝ですが、実際には野中選手が前を走っていましたし、頑張って追いかけても引き離されてレースを終えたので、素直に喜びきれないところはあります。自分自身、もっと成長する必要があります。

山田 淳

チーム監督

TOM’Sのドライバーが3戦すべてで
優勝することができました。

我々のクルマは鈴鹿やSUGOでは速いのですが、岡山やもてぎでは課題があります。次戦の舞台がもてぎなので気になる部分はありますが、例年より寒くなりそうなので、チャンピオンを争う野中選手にもチャンスは出てくるかと思います。
チャンピオン獲得に向けてチーム一丸となり最終もてぎ大会に臨みます。応援よろしくお願いします。

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