2024 SUPER FORMULA LIGHTS #35 #38 第13/14/15戦 レースレポート

  カーナンバー 第13戦 第14戦 第15戦
予選 35 5位 7位 5位
38 3位 3位 3位
決勝 35 5位 4位 6位
38 3位 3位
開催
サーキット
岡山国際サーキット(岡山県美作市)
日時 9月14日(土)・15日(日)
来場者 発表なし
天候 晴れ・雨のち晴れ
気温 Rd.13:33℃・Rd.14:26℃・Rd.15:31℃
路面温度 Rd.13:48℃・Rd.14:31℃・Rd.15:40℃

予選:レース内容

ライバルの先行を許すも
予選1回目・2回目ともに
2列目グリッドを獲得。

 2024年シーズンも後半戦に突入したスーパーフォーミュラ・ライツ。今回の舞台は岡山国際サーキットだが、小林と中村にとってはフォーミュラカーでの走行は初となるため、12日(木)と13日(金)の練習走行でコースの習熟に努め、経験のある野中と古谷はマシンのセットアップを進めていった。
 14日(土)10時10分から予選1回目がスタート。今回はライバルチームが練習走行から速さを見せており、そこに少しでも追いつくことを目標としたが、トップから0.7秒以上引き離される結果に。小林が3番手とチーム最上位を獲得し、野中、中村と続いた。10分のインターバルを挟んで行われた予選2回目では、各車とも微調整を行ってピットを後にした。ここでは古谷が1回目の8番手から順位を上げ、4番グリッドを確保。小林は1回目に続いて3番手につけ、トップとの差0.396秒に縮めた。また野中は5番手、中村は7番手から決勝での逆転を目指す。

DriverCar No.Qualifying for Rd.13Qualifying for Rd.14Qualifying for Rd.15
中村 仁35P5/1’22.757P7/1’22.904グリッドは第13戦の決勝レース結果
小林 利徠斗38P3/1’22.435P3/1’22.518グリッドは第13戦の決勝レース結果

予選:ドライバー・チーム監督コメント

中村 仁

35号車ドライバー

セッティングの微調整が
うまくいきませんでした。

金曜日の走行で色々と試行錯誤をして、最後の走行ではポジティブな感じで終わることができましたが、予選ではトップに大きく差をつけられました。その差を縮めるべくQ2で微調整しましたが効果は得られず、悔しい予選になりました。

小林 利徠斗

38号車ドライバー

予選3番手ではあるけど、
トップとの差は大きい。

フォーミュラカーで岡山を走るのが初めてで、コースの習熟をしながら走行セッションを進めていきました。予選を終えて、クルマもドライバーも改善の余地があると思っていますが、前の選手の走りを参考にしながら、決勝3レースで経験を重ねたいです。

山田 淳

チーム監督

決勝のスタートダッシュで、
うまく前に出たいですね。

今週はライバルの小出峻選手が異次元の速さをみせていて、そこに届くのが難しい状況でした。それでも何とか2番手を狙いにいきましたが、各車ともアンダーステアの症状に悩まされていたのと、Q2ではコンディションの変化でタイムを更新できませんでした。

決勝:レース内容

小林が2レースで3位表彰台。
Rd.14では古谷が追い上げて
今季2度目の表彰台に上がる。

 14日(土)14時30分から25周で争われたRound13決勝は気温30℃を超える真夏日のなかでレースがスタートした。2列目グリッドから逆転を狙った小林と野中だったが、1周目での逆転は叶わず。その後も必死にライバルを追いかけたが、その差を埋めることができず小林が3位、野中が4位フィニッシュ。中村が5位で続き、古谷は順位をひとつ上げて7位でレースを終えた。
 Round14スタート前に雨は止んだものの朝から降った雨の影響で、路面は少し濡れている状況で18周のレースが始まった。1周目から後続でアクシデントが発生したためセーフティカーが導入され、5周目に解除されたが、6周目のアトウッドカーブで小林と野中が接触を喫し、ともにリタイヤ。これで順位を上げた古谷が今季2度目の3位表彰台。中村が4位に続いた。
 13時55分からのRound15(18周)も、4台が逆転トップを狙ったがライバルの前に出ることは叶わず、小林が3位に入り、野中が4位、中村が6位となった。

DriverCar No.Rd.13 / Fastest LapRd.14 / Fastest LapRd.15 / Fastest Lap
中村 仁35P5/1’25.025P4/1’24.121P6/1’25.323
小林 利徠斗38P3/1’24.649P-/1’49.498P3/1’25.306

決勝:ドライバー・エンジニアコメント

中村 仁

35号車ドライバー

次戦に向けて改善が必要な点は、
しっかり取り組んでいきたい。

フォーミュラカーで初めて岡山を走りましたが、良いところが少なかった週末でした。走り出しでライバルと大きな差がついた状況から始まって、最終的にいくらかは改善できたというところはポジティブだったかと思います。

小林 利徠斗

38号車ドライバー

今回経験したことを
次戦に活かしていきたい。

フォーミュラカーで岡山を走ったことがない状態で今週末が始まって、限られた時間で何とか形になって、ある程度は通用するというところまで持って行けたので、この経験を他のサーキットでも活かしていきたいと思います。

山田 淳

チーム監督

次の鈴鹿は3レースとも、
表彰台を独占できるようにしたいです。

昨年に続き、我々にとっては悔しい大会となりました。ライバルのクルマと比べて、我々のクルマはトータルで負けている点が課題であり反省点です。来年の岡山大会では、このようなことが起きないように万全の準備をし挑みます。また3レース目の古谷選手には申し訳ないことをした、我々チームのエラーです。この悔しさをバネにして気持ちを切り替え頑張ってもらいたいです。

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