2025 SUPER FORMULA LIGHTS #37 第1/2/3戦 レースレポート

カーナンバー | 第1戦 | 第2戦 | 第3戦 | |
予選 | 37 | 13位 | 7位 | 10位 |
決勝 | 10位 | 4位 | 11位 |

開催 サーキット |
鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市) |
日時 | 3月8日(土)・3月9日(日) |
来場者 | 32,500人(14,500人+18,000人) |
天候 | 曇り・晴れ |
気温 | Rd.1:10℃・Rd.2:9℃・Rd.3:14℃ |
路面温度 | Rd.1:20℃・Rd.2:12℃・Rd.3:33℃ |

予選:レース内容
練習走行の勢いそのままに
佐野がダブルポールを獲得!!
今大会は怪我の治療を優先する為、エステバン・マッソンに代わり、野中誠太が36号車に乗車する予定で練習走行に臨んでいたが、大会前日にスーパーフォーミュラで欠場選手が発生、その代役を野中が務めることとなった。チームとしては苦渋の決断ではあったが野中のステップアップの為、36号車の欠場を決定した。これにより予選と決勝は残る3台で臨むこととなった。
午前8時30分から始まった予選1回目ではトップ3が0.3秒以内にひしめく接戦となるなか、佐野が1分51秒230をマーク。0.003秒差でポールポジションを獲得し、小林も3番手につけた。予選2回目ではライバルがトップに立ったが、走路外走行があったとして当該タイムが抹消され、2番手につけていた佐野が再びトップを奪い、デビュー戦でダブルポールを達成した。小林も2番手となり、モビリティ中京 TOM’S TGR-DC SFLの2台が最前列を独占した。
一方、37号車の古谷は週末を通して直線スピードが伸びない症状に悩まされていた。予選1回目は走路外走行でベストタイムが抹消された影響で13位となり、予選2回目は7位と悔しい結果に終わった。


Driver | Car No. | Qualifying for Rd.1 | Qualifying for Rd.2 | Qualifying for Rd.3 |
古谷 悠河 | 37 | P13/1’58.190 | P7/1’51.548 | グリッドは第1戦の決勝レース結果 |
予選:ドライバー・チーム監督コメント

古谷 悠河
37号車ドライバー
直線スピードの問題もあって
流れを掴めていません。
シーズン前のテストから直線スピードが伸びない問題があって、それを解決するために今回の鈴鹿でも色々やっていました。良くない流れのまま予選に突入して、上位に食い込むことができませんでした。現状を解決しないといけないです。

山田 淳
チーム監督
シーズン前のテストでの流れが
れぞれの車両に出た結果だと思います。
佐野はシーズン前のテストから良い流れを掴んでいて、今週末もセッショントップを獲るなかで自信もついていった印象です。まだ少し荒いところがあるので、そこが良くなれば速くて強いドライバーになっていくと思います。あとは古谷の車両に関しては早急に問題解決したいです。
決勝:レース内容
佐野がデビュー3連勝を達成!!
小林もトップ争いを展開し
2戦で3位表彰台。
直線スピードの問題に悩まされる
古谷は4位が最上位。
8日(土)12時30分から始まったRound1は、この週末で一番長い16周で争われた。ポールポジションの佐野は2周目にトップを奪われるが、そのライバルが反則スタートで5秒加算のペナルティを受けたため、繰り上がりでトップとなり、見事デビューウィンを飾った。小林は3位、古谷は最後尾から追い上げ10位となった。
9日(日)8時20分からのRound2(12周)は佐野と小林がワンツー体制を築くが、小林の車両にミッショントラブルが発生し2周目の最終コーナーでマシンを止めた。その後もセーフティカーが出る波乱の展開となるなか、トップを守り切った佐野が2連勝をマーク。古谷も4位でチェッカーを受けた。
12時50分からのRound3(12周)では3番グリッドの小林が好スタートでトップに立ちレースをリードするが、8周目のデグナーカーブでコースオフ。代わってトップに返り咲いた佐野が見事3連勝を達成した。小林はコースオフが響いて3位でチェッカーを受け、古谷は直線スピードが改善されず11位でレースを終えた。


Driver | Car No. | Rd.1 / Best Lap | Rd.2 / Best Lap | Rd.3 / Best Lap |
古谷 悠河 | 37 | P10/1’54.442 | P4/1’52.806 | P11/1’53.751 |
決勝:ドライバー・チーム監督コメント

古谷 悠河
37号車ドライバー
3戦とも直線スピードで
苦しむ展開になりました。
直線スピードが伸びない問題が続き、特に最後のレースが一番厳しかったと思いました。チームの皆さんと共に次戦までには改善したいです。オートポリスは僕が一番得意なコースでもあるので、そこで力強い走りができるようにしたいです。

山田 淳
チーム監督
佐野は状況をよく考えて
レースをしているなと感じました。
佐野は良いイメージを持って次戦に行けると思いますし、このまま自信を持って臨めば夏場のレースも楽しみです。小林は上がり下がりの多い週末で、少し空回りしたところがありました。古谷に関しては断定はできませんがエンジンにも問題があると思うのでシャシを含め、今後どうするかは慎重に検討していきたいです。












